株式会社SIXTH SENCE ORGANS
アイハンド訪問はりきゅう治療院の繁内です!昨日お話させていただきました『めまい』。今回はめまいについて少し詳しくお話させていただきます!
めまいは、目が回るようなくらくらとした感覚のことを言います。医学的には視覚、平衡感覚と固有感覚の失調によって感じる感覚と言われています。めまいは眼科の領域と勘違いされやすいが、一般的には耳鼻咽喉科の領域とされます。
◎種類
①回転性めまい
自分の視界が回転しているかのような感覚があります。激しい嘔気を感じることがあり、体のバランスを失って倒れることもあり、大抵は耳の障害で生じます。
よろめくような、ふらつき感が特徴です。非回転性で、回転性めまいの回復期や脳幹や小脳の異常、高血圧などで生じる。大抵は中枢神経や高血圧で生じます。
③立ちくらみ
血の気が引いて、意識か遠くなる感覚。目の前がチカチカしたりします。失神を起こすこともあります。起立性低血圧で多くみられます。④平衡機能障害
立ち上がったり起き上がったりした時に、身体が斜めに傾いてしまう感覚。反射系と中枢系の連携障害、体平衡系の異常によって起こります。
神経性のめまいには大きく分けて中枢性と末梢性があります。
中枢性とはいわゆる脳の障害によって起こるもので脳幹や小脳が障害されることによって起こります。
末梢性は主に耳の中の内耳にある半規管や前庭とゆう部分が障害されることによって起こります。
その特徴を図によって分類してみます。
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末梢性めまい
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中枢性めまい
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性質
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回転性
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浮遊性
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程度
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重症
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軽度
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時間性
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突発性、周期性
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持続性
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体位との関係性
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あり
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なし(例外あり)
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耳鳴り、難聴
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あり
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なし
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脳神経障害
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なし
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あり
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このようにどこの障害でめまいが出ているかによって症状も全く違います。
中枢性めまいは、症状は軽度ですが持続性があるのが特徴です。脳幹や小脳の障害、脳血管障害、腫瘍、などの脳を基準とした基礎疾患が原因となって起こることが多いです。
末梢性めまいは前庭内耳耳鳴り難聴、良性発作性頭位めまいや前庭神経炎、メニエール病、突発性難聴などが含まれます。末梢性めまいは突発性難聴以外は緊急性がほとんどないですが、突然歩けなくなるほど気分が悪くなったり、嘔吐することも多く患者の苦痛は強いので、まずは症状をとる対症療法を行うことが多いです。全体的に低気圧のときに多いといわれています。
どうでしょうか?めまいに悩まされている方は当てはまるものがありましたでしょうか?
めまいの原因は多くあるので、きちんとした原因を知り、それに合った治療をしていく必要があります。
めまいによって鍼灸を受けられる方もおおいです。耳鼻科に行って変化が無い場合は鍼灸治療を受けてみるのも良いかもしれませんね!
今回は以上です!
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