2020年4月10日金曜日

保険診療適応症その⑥ 頸椎捻挫後遺症について

株式会社SIXTH SENCE ORGANS
アイハンド訪問はりきゅう治療院の繁内です!

今回は最終章 頸椎捻挫後遺症です!
交通事故などでよくある『ムチ打ち』もその一部です。
その後痛みが取れず慢性化してしまったものを頸椎捻挫後遺症といいます。
早速いってみましょう!
 

◎頸椎捻挫後遺症とは
どういったものかと言いますと、首や頭、体に衝撃をうけて、首が捻挫してしまうことです
原因はさまざまで、交通事故や転倒・転落などで衝撃で頚椎を損傷し首の骨や神経、筋肉などを痛めてしまった状態のことをいい、痛みが長い間続きめまいや手のしびれなどが生じることがあります。
よく「ムチ打ち」など呼ばれることが多くありますが、正確な病名ではなく、頸椎捻挫や外傷性頚部症候群や頚部挫傷が正式な病名です。
頚椎捻挫であれば骨折や脱臼はしていません。頸部の筋肉や靭帯を強く捻ったことによる痛みが伴うものです。一定期間安静にした後は、普段通りの生活に戻れます。過度な生活制限を行わないことが症状の慢性化を防ぎ改善につながります。その際痛みが取り切れず残ってしまったものを頸椎捻挫後遺症と言います。

◎症状
一般的には受傷直後から症状があらわれますが、すぐに痛みの症状が出ることは多くありません。数時間から数日経過してから症状が出る場合もあります。。
首や首回りの痛み、首が動かない、回せない、動かせないなどの運動障害、頭痛、後頭部や首から背中の痛みやこりがあらわれます。頚部の痛みは1~3カ月ほど続くことが多いです
めまい、耳鳴りや耳閉塞感などの耳の症状、腰痛、手のしびれ、眼のかすみなどの眼症状、声のかすれ、吐き気など頚椎捻挫にともなってあらわれる副症状が出ることがあります。
ほかにも全身のだるさや疲労感、集中力の低下、睡眠障害、不安感や抑うつなどの精神症状など副症状が幅広くありますが、症状がすぐに出ないこともあるため、頚椎捻挫による症状という自覚がない場合も多いです。

◎治療方法
基本的に筋肉の損傷、靭帯の損傷が主な原因ですので、その損傷部位に鍼灸治療を施し痛みを取っていきます。頸の激しい損傷をかばって肩や背中までも症状が広がってきていることが多いので、損傷部位と関連性の高い部位の治療も欠かせません。損傷部位の治癒が進んでくると痛みは消えていきます。
言葉で言うと簡単そうに聞こえますが、頸はとてもデリケートな部位なので慎重な治療が求められます。慢性化してしまったものは治療に時間がかかることも少なくありません。

保険診療適応症のすべてを一週間かけてお話をさせていただきました。
痛みにお悩みで鍼灸治療を保険を使って治療したいという方の助けに少しでもなれば幸いです!
鍼灸治療の治療の適応範囲はまだまだあります。これからも情報発信していきますので、引き続きよろしくお願い致します!
これまで、お話させていただいた6つの症状以外でも健康保険を使える場合もあります。
そのことについてもまたお話しさせていただきます!
今日もありがとうございました!!!!

東広島市、竹原市で訪問鍼灸、マッサージ、リハビリ、介護、寝たきり、歩行困難でお困りの方はお気軽にご相談ください。


お問い合わせ先は、082-569-4660まで

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